僕が塾生に伝えている「予習の大切さ」
塾講師としてアルバイトをしていると、「先生はどんな勉強で成績を上げたんですか?」「効率のいい勉強法って何ですか?」とよく言われます。人によって様々ですが、僕にとって「予習」の存在が大きかったと思います。
<予習を重視する理由>
①授業前に頭をスイッチオンにするため
②学習内容の全体像を探るため
③授業で聞くべきポイントを絞るため
この三つ。僕にとって1コマ50分の授業はかなり長い。さらにわからないことがいっぱい出てきたら、集中をキープできるはずがない。だから先に、どれをやるべきで、どれは受け流してもいいか、を知るべき。予習は授業の助走のようなもの。一回の授業でできる差は少ないが、蓄積すれば大きな差になる。
<予習のポイント>
①1単元10分程度でOK!
僕が薦めている予習は、短時間で概要を捉えるためのもの。学校の休み時間で済ませるイメージで。
②公式や単語よりも例題や類題にふれる
「ここテストに出ますよ」って言われる公式や単語は、そのままテストに出るわけじゃない。公式そのものを覚えるより公式の使い方に注目しよう。
③わからないところを整理したら完了!
あくまでも予習なので全部わかる必要は全くない。わからないところをまとめて授業に挑もう。
以上の三つを心がけて学習すれば、きっと今までの自分に小さな変化がおきるはず。みなさんの健闘を祈っています。