塾講師 コクの極み

メインブログでも勉強の話ができるやん、ってことで更新してません。

【中高生向け】ワーク・テキスト類を高速で反復する方法

こんにちは、コクの極みです。

中学高校でよくありがちなワークのお悩みについてアドバイスしていきます。「ワークが終わらない!」「ワーク終わったけど他の勉強ができてない!」という声をよく聞きます。私の手法が生徒に好評だったのでシェアしたいと思います。

1.いきなりワークに書くな!

早く終わらせたいのは山々ですが、いきなり手をつけるのは非効率。基礎が不十分な状態で手を動かすと、「この単語のスペルが思い出せない…」「公式なんだっけ…」などのトラブルが発生します。

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知らないことを覚えるとそれだけでもエネルギーを使ってしまいます。まずは「見て」覚えるところから始めましょう。

2.問題と答えを並べて目で追うべし

問題と答えが別冊になっている場合は、二つを並べましょう。私の場合、問題を左側、答えを右側にしていました。そうすることで、わからない問題はすぐに答えを見て解決できます。「ちゃんと自分で考えないと身につかないだろ!」と先生や親に言われるかもしれませんが、その考え方を身につけるための勉強がこの方法です。考える力は、テストで70点台後半~を狙えるようになってからで間に合います。

3.わからない問題で悩んだらすぐに答えを見る

ペンを持った状態でわからない問題を解くと、なんとか解こうと粘ってしまいがちです。ただ目で追うだけなら、ここわかんない…と思えばその瞬間に答えを見て、解説を読んで、と時間をカットできます。

基本を知っているなら、応用問題をああでも無いこうでも無い、と考えても有益な時間にはなると思います。ただ、基本標準レベルは、答えや解き方がすぐに頭に浮かばなければ意味がありません。早く答えをインプットしましょう。

4.解き方がすぐわかるようになったら書こう

目で追う作業を2回ほど繰り返すと、全体の流れが分かってくるはずです。この段階に到達できたら、実際にワークに取り組んでみましょう。今までよりもずっとサクサク解けるはずです。しかも何度か見た状態で解いているので、実質2,3回以上解いてるんです。2度3度繰り返し書くよりも時間は省けるし、一回だけ書いて覚えるよりも、理解度はかなり深まるはずです。 

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中高生は時間をうまく使わなければテストで高得点を取るのは大変かと思います。私のアイデアが少しでも参考になることを願っています。それでは。